猿でもわかるファイナルカットプロ PART 24 (合成)

合成と一言で言っても、いろいろな種類があるんだね

単純に画面の中に別の画面が入るピクチャー・イン・ピクチャーから、CG合成、テロップも合成の一つ

とは言っても、FCPの場合、トラックに画を重ねていく作業自体はどれも同じだよ

FCPは、映像、音声それぞれ最大99トラックまで追加出来るんだ

タイムライン上、上位トラックが画面では前面に見える形になるよ

フォトショップとか知っている人だったら、レイヤーのイメージだと思ってもらえばいいよ

まずは、基本の編集作業の延長で、操作出来る「スーパーインポーズ」を説明するね

これは、タイムライン上に既に並んでいるクリップと同じ長さに合成をしたい場合には便利

まず、タイムライン上の合成を加えたいクリップ上に再生ヘッドを移動

続いて合成したいクリップをブラウザからダブルクリックでビューアに表示して、イン点を打とう

アウト点はタイムライン上のクリップの長さに調整されるので打つ必要はないよ

次に「F12」を押せば、タイムラインのクリップの一つ上のトラックに、同じ長さの別のクリップが配置されてるのがわかるかな

$”ク~ルしま”の「極貧短編映画制作道」

この時、タイムラインのクリップより、合成クリップの長さが短いとエラーメッセージが出るので、注意が必要だよ

この他にインサート編集の時と同様に、タイムラインにイン点アウトを打って、希望の場所に希望の長さのクリップを合成する事も可能だよ

スーパーインポーズを使用した場合、合成用の映像は、タイムラインの左側の、ソースとターゲットのボタンで選んでいるトラックの一つ上に配置されるんだ

だから、合成したトラックより上にさらに合成を加えたい場合はターゲットトラックを変更する必要があるんだ

クリップの長さも、ターゲットトラックのクリップの長さに調整されるよ

トラックがない場合も、自動的にトラックが追加されるよ

合成トラックが少ない場合はこれで十分だけど、より、多くの映像を合成するにはトラック数も増えて、このやり方だと面倒になる場合があるね

合成するクリップより短いクリップを使いたい場合もあるしね

その場合は、タイムラインに直接ドラッグドロップした方が簡単だね

タイムラインにドラッグする場合、注意しないと、他のクリップが、影響されて動いてしまう場合があるんだ

だから、最初に基本編集の終わったトラック1はタイムライン左の鍵マークをクリックしてロックしてしまおう

そして、合成したいクリップをビューアで開いて、イン点アウト点をセットしよう

ビューアをドラッグして、タイムラインの合成したいトラックにドロップするんだ

この場合も、上書きと、挿入があって、トラック上にドラッグした時に、トラック全体がハイライトされたら「上書き」ふちだけがハイライトされた場合は「挿入」になるよ

どちらにしても、ロックしてあるトラックには影響がないけど、ロックされていない他の合成用のトラックのクリップは、これを間違えるとずれてしまうので注意してね

トラックの無い場所にドロップしても、新しいトラックが自動的に作られるよ

事前にトラック数や合成の配置が決まっている場合は、タイムラインの左側の設定画面上をcontrol+クリックして「トラックを追加」を選択すればトラックを増やせるよ

ただ、クリップを上のトラックに配置しただけでは、そのクリップが表示されるだけで、合成にはならないね

次回は、合成のための設定を説明するね

ク~ル

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