猿でもわかるFCPXの使い方(15) 音声トラックの調整 

映画を撮る時の音声は、ほとんどの場合は複数のチャンネルに録音するんだ?

それはメインの音声とバックアップあだったり、演者それぞれ別のチャンネルに音声を振り分けたり?

でもFCPXに取り込んでみると、音声は映像の場合も音声のみの場合もファイルで一つのトラックにまとまっているよね?

おまけに通常のカメラやZOOMのような2チャンネルの機材で記録されたものは、ステレオと判断されて、左右に振り分けられるケースがほとんど?

このままでは、細かい音声調整は不可能だよね?

でもこれは、編集時にタイムラインのビジュアルをシンプルにするためで、実はそれぞれのチャンネルに独立したトラックが存在するんだ?

ここでは独立した音声チャンネルがステレオとして認識されているケースを前提に説明するね?‍⚖️

まず右上のインスペクターボタンをクリックしてインスペクターを表示??

同時にスピーカーボタンを押して音声のインスペクターを表示しよう?

続いて、イベントビュアーでステレオと認識されてる素材を全て選択☝

続いてインスペクター上の音声設定の”ステレオ”と書かれたところの横のvをクリック?

ポップアップメニューからデュアルモノを選択すると、二つの副チャンネルが出来るのがわかるよね

これで左右に振り分けられた音声は、二つのモノラル音声のミックスの状態になるよ?

でもこれをタイムライン上に並べると、やはり一つのファイルは一つのトラックになっているよね

映像の編集だけの場合はこの状態のままの方がシンプルで見やすいのでおすすめ

音声の調整をする段階で、それぞれのチャンネルを独立して調整できるようにしよう

やり方は簡単、音声調整をしたい全てのクリップを選択

続いて選択された任意の位置で、右クリックかControl + クリックでポップアップメニューを表示して、”オーディオコンポーネントを展開”を選択しよう

するとタイムライン上に音声トラックが見えるようになり、独立しての調整が可能になるよ

このトラックは大元のトラックを展開しているだけなので、移動や尺調整は一つのトラックとして扱われるよ

元のように一つのトラックに戻したい場合は、同様にポップアップメニューから”オーディオコンポーネントをたたむ”を選択すればいいんだよ

次回はちょっと、業界お猿のためのちょっと実践的な内容だけど、FCPXのプロジェクトをFCP7に移動する方法を解説するよ

ク〜ル?

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