猿でもわかるファイナルカットプロ7 PART 32(速度の変更)

では、僕がGoPro HDで撮影した素材を例に使って、解説するね

例では、音楽に合わせて、通常再生、早送り、スロー、逆回転をいろいろなスピードで組み合わせるクリップを作ってみたよ

このスピードエフェクトは音楽に合っていないと、効果が無くなってしまうと言っても過言ではないよ

音楽編集の時と同様に、シーケンスの儀式を終えたら、音楽素材をタイムラインに配置しよう

今回はビューアでの作業になるのでシーケンスではなく、音楽クリップ自体にマーカーを打つよ

音楽クリップを選択した状態で、再生しながらマーカーを設置したら、トラックをロックしよう

シーケンスの曲の頭と終わり、または、スピードを変化させるクリップを入れる範囲にイン点とアウト点を打とう

ブラウザから動画クリップを選んでビューアに開き、イン点を打って、「F10」を押してタイムラインに配置しよう

タイムライン上に配置したクリップをダブルクリックしてビューアに開き、モーションタグをクリックして設定ウィンドウを開こう

一番下の「速度%」のキーフレーム表示を見やすくするために、下のラインをドラッグして広くしよう

キーフレームの下にある目盛りをドラッグすると、幅も変化させられるので、ハイライトされたクリップの範囲一杯くらいになるように調整しよう

$”ク~ルしま”の「極貧短編映画制作道」

再生ヘッドには音楽クリップに打たれたマーカーが表示されているよ

マーカーの位置をショートカットで操作出来るように、タイムライン上では音楽クリップを選択した状態にしておこう

次に再生ヘッドをクリップの頭に移動して、「速度%」の横のダイヤモンドマークを押してキーフレームを作成しよう

$”ク~ルしま”の「極貧短編映画制作道」

最初にこの作業をしないで速度変更を行うと、クリップ全体の長さが変わってしまうので注意してね

続いて速度を変化させたいマーカーにshift+上下矢印で再生ヘッドを移動

「速度%」の横の数値のウィンドウに最初の部分のスピードを入力しよう

$”ク~ルしま”の「極貧短編映画制作道」

例えば最初は正常再生ならこのクリップは既に2倍スローがかかっている訳だから、200と入れるんだね

そして、ここにキーフレームを打とう

注意点は、必ず速度変更、キーフレームを打つの順序でやる事

これを逆にすると、速度の変更に伴ってキーフレームの位置がずれてしまうんだ

再び次の速度変更をするマーカーに、再生ヘッドを移動

速度ウィンドウに数値を入れるよ、例えば4倍速にするなら800といれるんだ

この作業の繰り返しで、2倍スローなら100、そして逆再生は数値の前に”-”を入れよう

すべてのキーフレームを打ち終えるとこんな風になっているんだよ

$”ク~ルしま”の「極貧短編映画制作道」

一瞬分かりづらいかもしれないけど、線の角度が再生スピード、右下がりは逆再生を表しているんだ

実際に出来上がった映像がこちら

音楽が毎回同じでごめんね、何分著作権の問題なので・・・

グラフ上のキーフレームを直接ドラッグして調整するのが直感的に思えるかもしれないけど、実際のスピードがイメージしづらくて(速度ウィンドウの数値もドラッグを終えるまで表示されない)個人的にはお勧め出来ないよ

「option+T」を押すとタイムライン上に「速度セグメント」と言う縞状のバーが表示されるんだ

$”ク~ルしま”の「極貧短編映画制作道」

これでは、目が詰まったところが早くて、目が粗いところはスロー、赤い表示が逆再生を意味しているんだ

青いダイヤモンドマークがキーフレームなので、位置の微調整を行うにはこれをドラッグするのが分かりやすいかもしれないね

決まったアクションを、音楽のタイミングに動かすために、速度を変更する場合は、このバーにペンツールで直接キーフレームを打って、ドラッグする方法がやりやすいかもしれないよ

自分にあったやり方を見つけてみてね

ク~ル

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