これは、アップルが散々FCP-Xのセールスポイントとして謳ってるので、いまさら説明するまでも無いかもしれないけど、マグネティック・タイムラインは僕が今回のインターフェイスの変更の中で、一番うれしく思ってるもの
再生ヘッドの位置を編集点とする、旧FCPの操作性が僕は大嫌いだったんだ
たまたま他の部分をプレビューしてたりして、変なところに再生ヘッドがあると全く予期しないところに画が置かれてしまうものね
アウト点を決めてタイムラインに置いているのだから、その後にスパッとくっついてくれた方が気持ちがいい
一旦タイムラインに置いたクリップを前後に並べ替えたりするのも、旧FCPでは、一旦ビューアに開いて編集点に再生ヘッドを配置してインサートして、元のクリップを消したり、まどろっこしい作業だったけど(僕が知らないだけ?)
FCP-Xではクリップをドラッグして、クリップとクリップの間に移動すれば隙間が空いて、すっぽりとクリップが収まってくれるんだね
マグネティックというくらいで、必ずぴったりくっついて、隙間が空いたりはしない
尺の調整もアローツールのままで、クリップの端をドラッグすればリップル編集になっているので、前後のクリップはぴったりとくっついてくるよ
もちろん、トリミングツールを使えば、旧FCP同様にロールも、スライドも、スリップも、いちいちボタン変更しなくても出来るよ
それでも、旧FCPのような、タイムライン上でクリップ同士をくっつけずに、任意の場所に置く編集がしたい場合は、ポジショニングツールを使えば出来るんだよ
FCP-Xのチュートリアルを一通り見て、久しぶりにFCP-7で編集をしたら、何でこんな簡単なことに回りくどい方法を使わなければいけないのか、むっとしてしまった
こんなお猿な僕は、一度FCP-Xに使い慣れると、7には戻れなくなるかもしれないな、とちょっと不安
でも、操作性もインターフェイスも絶対、シンプルな方がいい
直感的な方が余計なこと考えずに、イマジネーションが自由に働くのだ
これでいいのだ
ク~ル