FCPにはコンプレッサーと言うエンコード変換ソフトが付いているんだ
このソフトを使えば、GoProのMP4を始め、殆どの動画ファイルを相互変換することが可能なんだね
変換専用のソフトなので、プリセットも豊富で、設定も項目別に変えることが出来るんだ
最初は操作性に戸惑うと思うけど、一度覚えてしまえば、素材管理が楽になるので是非、覚えてね
このソフトも、ほかのMacのソフト同様、ドラッグ&ドロップを使った方法や、色々な操作の仕方があるんだ
でも、せっかちお猿のために、僕が試して一番効率が良くてシンプルな方法を説明するね
まず、アプリケーションを立ち上げると、「バッチ用のテンプレートを選択」という画面が出るけど、これは「キャンセル」ボタンで閉じてね
続いて画面左上にある「ファイルを追加」ボタンを押して、Finderの画面を出して変換したいファイルを全て選択して、「開く」ボタンを押すんだ
すると、左上のウィンドウには選択したファイルがサムネイル付きで並んでいて、全てのファイルがハイライトで選択された状態になっているよ
この状態のままControl+クリック(または右クリック)して、ポップアップメニューから、「設定を使って新規ターゲットを作成」>「Apple」>「フォーマット」>「QuickTime」>「Apple ProRes 422」を選択
このプリセットは解像度、フレームレートは保持した状態なので、わずらわしい設定は不要だよ
サムネイルの横に横長のウィンドウが出来たのがわかるよね
まだ、全てのファイルがハイライトで選択されている事を確認して、もし全てを選択されていなかったら、改めて、クリックShift+クリックで全てのファイルを選択しよう
もう一度Control+クリックでポップアップメニューから「書き出し先」>「その他・・・」を選択
Finder画面で保存したいフォルダーの場所を選ぶか、新規に作成して「開く」ボタンを押そう
サムネイルの横の横長ウィンドウに「Apple ProRes 422 || (フォルダー名)||ファイル名が出来たのがわかるかな?
選択された全てのファイルで同じ様になっているはずだよ
後は、このファイルが並んでいるウィンドウの右下にある「実行」ボタンを押せば、指定のフォルダーに変換されたファイルが保存されていくよ
FCPを立ち上げてブラウザ上に変換したファイルを読み込んで準備完了
ターゲットは用途によってはProxiや、HQなどを使い分けてね
コンプレッサーを使うメリットは、前にも書いたように、プリセットの初期設定が解像度、フレームレート保持になっているので、ミスを防げること
そして、「書き出しと転送」と違って、保存フォルダーを選択できることも、場合によってはメリットになるね
全ての素材の解像度、フレームレートが同じの場合、せっかちお猿は次は飛ばしていいよ
でも、解像度や、フレームレートが違う素材を使うお猿や、コンプレッサーをもっと使いこなしたい、向上心旺盛なお猿はもう少し付き合ってね
テープ素材のお猿はも~~~~しばしお待ち
ク~ル?