さて先週から今週にかけては、天気の様子を見ながら、街へ出かけてまじめに自社PV用の素材の撮影をやってきたのだ
今回のテーマは微速度撮影と、ハイスピード撮影の競演
一見、相反する素材を如何に調和させるかには、選曲が大きく影響してくるんだ
既存の曲から自分のイメージしたものを見つけ出すのは非常に困難
そこで、今回利用したのは、Macユーザーなら誰でも知ってるGarageband
ループ音源は既存のものだけど、自分のイメージに合わせて自由に組み合わせられるのがとてもいい
撮影に入る前に曲を作ってある程度のイメージを作っておいたのだ
微速度撮影の場合、天候の選択も重要なポイント
単に晴れているだけでは雲の動きが無くて面白くない
ちょっと雲の出そうな日を選択して日の出前の暗いうちから撮影を開始
ともかく微速度撮影は出来上がってみない事にはどんな画になっているか分からないから、例えその場では疑問を感じても、撮り出したら辛抱強く待つのが重要
雲の形とかが凄く良かったら、予定の尺は撮れていてもそのまま撮り続けようね
使いどころはどこになるか分からないからね
ともかくこの日は雲に恵まれて、美しい映像が1日でたくさん撮れてラッキーだった
何はともあれ、FCP Xデビュー作でもある我が社のPVを見て頂戴
EOS60Dは本当に良いカメラ、というか恐ろしいカメラなのだ
10年前にこれと同じものを作ろうと思ったら、機材だけで一体いくらのものを使わなければならなかったか、想像つくかな
多分1千万は下らないと思うよ
何より、凄いと感じたのは、ラチチュードと呼ばれる暗部から明るい部分にかけての描写力
普通のビデオではとても表現出来なかったコントラストのきつい映像、例えばシドニータワーからズームバックするストリートの映像で暗部もしっかり表現出来ているよね
これって結構凄い事なんだ、本当にDSLRの能力には凄く未来を感じるよね
この作品の制作秘話、FCP Xを使った編集秘話なんかはまた、おいおい書いていくから楽しみにね
ク~ル