猿でもわかるファイナルカットプロ7 PART 22 (トランジション)

最初に、(インサート編集)の記事で、特定のカットを尺を変えずに置き換える「置き換え編集」の方法が抜けていたので、更新しといたよ

画面転換にエフェクトを用いる、トランッジションを追加する時、一番注意しなければいけないのが、前のカットと次のカットの、それぞれの編集点よりも、トランジションで重なる分だけの尺の”のりしろ”が必要な事

例えば、どちらかが、全くのりしろのない状態だと、トランジションは追加されないし、のりしろが短い場合は、設定上はもっと長くても、のりしろ分の尺しかトランジションは追加されないんだ

ちなみに初期設定では、トランジションは編集点を中心にして入れ替わるようになっているよ

トランジションで一番良く使われるのは「ディゾルブ」一昔前ならオーバーラップと言われていたものだね

FCPは初期設定でデフォルトのトランジションが1秒間のディゾルブに設定されていて、簡単に追加出来るよ

トランジションを加えたい編集点をcontrol+クリックすると、メニューが現れるので「トランジション”ディゾルブ”を追加」を選択すると、タイムライン上の編集点にトランジションを示す表示が出て、画がディゾルブで変わるようになるんだ

$”ク~ルしま”の「極貧短編映画制作道」

この方法だと、オーディオも同時にデフォルトの「クロスフェード(曲線的に+3db)」が追加されるよ

それ以外のトランジションを加えたい場合は、まず編集点を選択

続いて「エフェクト」メニューから「ビデオトランジション」を選んで、さらにその中から、希望のものを選択するんだ

$”ク~ルしま”の「極貧短編映画制作道」

こちらも、初期設定は1秒になっているよ

この方法の場合、トランジションはビデオにしか反映されないので、オーディオもクロスフェードさせたい場合は、ビデオの方法と同様に、「オーディオトランジション」を追加する必要があるんだ

トランジションは画と音が並行して変わる事が多いから、この方法はちょっと面倒だよね

その場合は、一旦デフォルトのトランジションを加えた後で、ビデオトランジションだけを、上記と同じ方法で変更するというやり方が便利だよ

トランジションの長さを変更したい場合、一番簡単なのは、タイムライン上でトランジション表示の端をドラッグして調整する方法

この時、微調整をするために、”スナップ”は外しておこう

ドラッグして動かすと、元の時間からの+ーと、新しい継続時間が表示されるので、それを目安にする事も出来るよ

また、キャンバスにはトランジションの始点と、終点が2画面で表示されるので、それを参考にする事も出来るよ

時間を数値で入力したい場合はトランジションをcontrol+クリックして「継続時間」を選択すると、入力画面が現れるので、そこに任意の時間を入力しよう

$”ク~ルしま”の「極貧短編映画制作道」

通常は編集点が画面転換の中心になっているけど、これを開始点や、終点に変える事も出来るよ

トランジションをcontrol+クリックして「トランジションの調整」の中から、希望の方法を選ぼう

編集点が中心でない場合、片方はのりしろが必要なくなる一方で、片方はのりしろが倍必要になるので、注意が必要だよ

トランジションによっては、さらに細かい設定が出来るのもあるよ

その調整は、タイムライン上のトランジションをダブルクリックして、ビューアに設定画面を表示させることによって出来るんだ

$”ク~ルしま”の「極貧短編映画制作道」

設定方法は、トランジションによって様々だけど、基本的にはスライドをドラッグして左右に動かして値を変えていくもの

再生ヘッドをトランジションの中間点において、キャンバスで確認しながら、色々実際に変化させてみて、いい値を選ぼう

ク~ル

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