ちょっと間があいちゃったけど、久しぶりにFCP-Xの優れた点について書こうと思うよ
こちらも、FCP-Xのセールスポイントとして、大々的に宣伝してるので、改めて説明するまでもないかもしれないけど”クリップコネクション”という機能はこれまた、実に優れものなのだ
FCP-7や、他の殆どの編集ソフトは、複数のトラックに映像や、音声のクリップを並べたり重ねたりするものだったよね
FCP-7ではこのトラックという概念が無くなったんだ
と言っても、合成やSEなど複数のクリップを重ねられないという訳じゃなくて、それらがトラックに重ねられるのではなくてメインのタイムラインにそれぞれくっついた様になるってことなんだ
言葉で言うとややこしそうだけど、操作は至ってシンプルで、メインのタイムラインの、上や下にクリップを持っていけば、勝手にメインのクリップにくっついてくれるんだ
以前も、仮に合成やSE等で複数のトラックに必要なクリップがセットになっていて、それを移動したい場合は、それらのクリップを複数選択して移動する等してする事は可能だったけど、実に面倒な作業何だよね
このクリップコネクションだと、基本的にメインのクリップに関連するクリップは全て、繋がっているので、どこに移動しても一緒についてくるんだ
トラックという概念が無いので、移動した先に別の複数のクリップがあったとしても、避けるようにして、他をカットするような事は無いんだね
たくさんの合成や、SE等がついて、見た目複雑になってしまったタイムラインは、”コンパウンドクリップ”という方法で、見た目を一つのクリップにまとめてしまう事も出来るんだ
FCP-7だと、シーケンスにあたるもので、エフェクトや移動も一つのクリップとして扱えてしまうんだね
ここまで、インターフェイスが画期的だと、今までの編集ソフトに慣れてしまっていると、すんなりは、使いこなせないかも知れないけど、直感的という意味では、むしろ経験の無い人の方が受け入れやすいかも知れないね
今までは、イメージや、発想力のある人が、コンピューター操作の得意な人と一緒に組んで具現化していたものが、一人で出来てしまうイメージなのかも知れないね
一人で全てをこなす事が必ずしも良い事とは思わないけれど、少なくとも自主制作や、個人の映像クリエーターにとっては、極めて強力なツールだと思うよ
ク~ル