FCP XがFCP 7より優れている点 その壱(イベントライブラリー)

前にFCP Xの劣ってる点を書いたのだけど、やっぱり優れた点も書かないとフェアじゃないよね

かなり個人的な見解が入っているのだけど、はっきり言って、優れた点を書き始めるときりが無いほど多いんだよ

インターフェイスを完全に変更しただけのことはあると思う

一つの大きな変更は、今まではプロジェクトが一つの単位になっていて、素材なんかも、HDDの保存場所も含めて、プロジェクト内のブラウザに整理されていたんだね

FCP Xでは、素材はイベントという単位で保存されて、イベントライブラリーに整理される形になったんだ

$”ク~ルしま”の「極貧短編映画制作道」

これはつまり、素材をデータベース化して保存、サーバー化したという事なんだ

一本で完結して、他で素材を使ったりしない場合は、以前のプロジェクト毎に素材を整理、保存する形で全く問題なかったのだけど、長期にわたるテレビシリーズや、自然もののドキュメンタリー等だと、同じ素材を違うプロジェクトで使うケースが増えてくるよね

そんな時にこの素材のサーバー、データベース化は実に便利で、自動的に検証してジャンル分けしてくれる機能から、クリップ内の特定の場所をお気に入りにしたり、自分でキーワードを加える事が出来るんだ

データベースなので、キーワードやタイトルから検索も簡単に出来るので、増えていく素材を管理整理するには実に優れた機能なんだね

プロジェクトと、イベントは関連づけられるので、プロジェクトを開けば使用している素材の入ったイベントは一緒に開くから、慣れれば特に違和感はないと思うよ

以前は、プロジェクト毎に、必要な素材を読み込むか、別のプロジェクトを同時に開いておくかしなければいけなかったので、これは大きな進歩だね

さらに、アップルらしく、音楽をiTuneライブラリーから、静止画をiPhotoライブラリーから直接読み込んだり、検索する事も出来るようになったんだよ

iMovieのイベントや、プロジェクトも読み込めるので、FCPのコアユーザーは怒ってるけど、iMovieからステップアップする人にはありがたい事だね

イベントライブラリーは、最初は多分戸惑う機能かもしれないけど、使いこなせばこなすほど、必ず有り難く感じるような気がするな

これは序の口で、FCP X、まだまだ、優れた点があるんだよ

ク~ル

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