FCP-X Ver10.3はVer11という人もいるくらいのメジャーチェンジなんだ?
インターフェイスの変更は、FCP7やPremireなどの昔ながらのインターフェィスを好む人たちに配慮しつつもFCP-Xらしさを残そうという意図が感じ取られるよ
その一番の特徴はウィンドウ構成の柔軟さ?
アドビのプレミアではすでに使われていて、ワークスペースという言い方をするのだけど、自分の好みで構成して、尚且つそれをプリセットとして保存が出来るようになったんだね
まず初期設定のウィンドウレイアウトはこんな感じ
ほぼ以前のバージョンと同じようなレイアウトだね
このレイアウトでほとんどの作業は可能だけど、作業内容によっては無駄なものも多いし、人によっては、FCP-7やプレミアのように二つのビューアーがあった方がやりやすい場合もあるよね
ウィンドウメニューをクリックすると、新しく”ワークスペースに表示”と言う項目があって、そこにポインターを持っていくと、ウィンドウの選択メニューが表示されるよ
ここで、メインのビューアー以外は全て表示、非表示を選ぶことが出来るんだ
前の記事でも書いた通りイベントとタイムラインそれぞれの、二つのビューアが欲しい人はイベントビューアをチェックすればいいんだね
そしてワークスペースにポインターを移せば、作業に応じたプリセットのワークスペースを選ぶことができるよ
オーガナイズは素材を整理する時用のプリセットでタイムラインやエフェクトのウィンドウがない状態
カラーとエフェクトは、編集後の色補正や、エフェクトをかける時に便利なように作られているんだ
ウィンドウの配置を変えることはできないけど、大きさはどのウィンドウも自由に変えられるようになっていて、今まではできなかったインスペクタの幅を広げたり、インスペクタの上部をダブルクリックすることによって下まで伸ばすこともできて、メタ情報が多い画面などの時に便利になったんだよ
でもやはり一番嬉しいのは、色々調整して自分が気に入ったワークスペースを保存して好きな時に読み込めることだね。
好みのワークスペースにセットしたら、ウィンドウ>ワークスペース>ワークスペースを別名で保存を選択
名前を打つ画面が出るので、自分でわかりやすい名前をつけよう
するとワークスペースメニュー上に、今自分が保存したワークスペースの名前が出て、さらに下部にはその名前のワークスペースのアップデートという選択も選べるようになってるよ
もしデュアルモニターを使用していたら、さらにワークスペースのバリエーションは増えて作業が楽になるね
ク〜ル?