EOS 60D動画撮影でのピクチャースタイル

EOS 60Dを使用した、ちゃんとした作品がやっと出来たので、撮影の技術的な部分を解説していくね

今回はピクチャースタイルについて

細かい設定については以前のブログに書いたので、ここでは省略するね

この作品では、ちょっとチャレンジだったのだけど、ユーザー設定で、スーパーフラットで撮影してみた

ニュートラルをベースにして、シャープネス2、コントラスト-4、色の濃さ-4、色合い+2というカラーリスト推奨のセッティング

実際撮影の段階で、モニターするとかなりくすんだ様な感じで、輪郭の切れも悪いので不安になるほどだよ

しかし、暗部までディテールが見えるため、カラーグレーディングの際の調整の幅が大きいという理屈なんだね

如何に後でカラーグレーディングを行うといっても、撮影された素材の暗部がつぶれたり、白とびをしたりして情報が無ければそれを再生することは不可能なんだ

そのために、シャープネスと、コントラストを下げて実際には露出差の大きいものも、一定の幅内に収めているん

それでは、実際に撮影した素材と、カラーグレーディングを行った素材を比較してみよう

こんなに差が出るんだね

ただ、実際にこのセッティングにするとやはり、カラーグレーディングはかなり悩む事になるのは覚悟して欲しい

カラーグレーディングの知識が全く無く、僅かに調整を行いたいと思っている人にはあまりお勧めできないよ

やはり最初はニュートラルをベースに、色の濃さを1から2下げる程度からスタートした方が良いと思う

色の濃さを下げるのは、初期設定がニュートラルといいながらも、若干濃い目になっているためで、色が濃さは後で上げられるけど、素材の色が濃い状態だと、色補正で色合いを調整するのが難しくなって来るからなんだ

但し、これも最初から演出的にトーンが決まっているのであれば、コントラストや、色の濃さをその基準的な設定にしておくという手もあるよ

チャレンジ精神のある人は、付属ソフト、ピクチャースタイルエディターで好みのトーンを作ってしまうことも可能だよ

それには、人物を撮影したテストを繰り返し、しっかりと色調整されたモニターを使うことが前提だけどね

僕自身も、カラーグレーディングはまだまだ勉強中で、今回も完全に満足のいくものでは無いんだ

みんなも色々チャレンジして、自分にあったピクチャースタイルを見つけてみよう

次回は実際のレンズの選択と、絞りの設定について書いていくね

ク~ル

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