映画の撮影で三脚が大事なのは言うまでも無い
カメラ、レンズの次に大事といっても過言ではない
DSLRで動画を撮影するのなら、スチル用の三脚でも良いのでは?って思うかもしれないけど
事は、そう簡単ではないのだ
スチルの場合は、文字通り静止画だから撮影中にスムースに動かす必要もない
だから、ヘッドに関しては動画用のものを使わなければならないのは絶対なのだ
そこで、僕のお勧めはマンフロット社の701HDV
- 実勢価格だと、1万円ちょっと、とかなり安価な割には優れもので、DSLRをリグなどつけずにそのまま使うには充分だ実は僕もポケットドリー用に使用していて、そのパフォーマンスには満足してる
このヘッド自体は3/8ネジで固定するタイプで、マンフロットの190XBなどのスチル用三脚に固定すれば使うことが出来るよ
が、しか~し!!
これだけでは、現場で大変な思いをすることになるのだ
動画を撮影する場合、ヘッド自体を水平に保たなければならない
静止画はヘッドで水平をあわせるから、そのための機能は付いていないのだ
もちろん、マンフロットからもボール用お釜付きのビデオ用三脚も出ていて、ヘッドには別売りのボールをつければOK
でもこれだと、折角DSLRなのになんだか仰々しいし、携帯性もいまいちだよね
実は普通の三脚を簡単にボール三脚のように出来るアダプターがあるんだ
それがこれ、438ボールカメラレベラー
単純に、三脚とヘッドの間に装着するだけで、ボール三脚と同じように簡単に水平をあわすことが出来るよ
動画用のヘッドにDSLRをつける上で、もう一つの難点が、プレートがビデオカメラ用に作られているので、大きくて邪魔だし、装着のたびに位置を合わせなければいけないこと
これも、このスライディングプレート自体に323クイックチェンジプレートアダプターを付けることで簡単に解決できるよ
これで、殆どスチルの三脚の感覚で動画の撮影が出来るよ
カメラをつけるとこんな感じ
ク~ル?