超ビギナーのための自主制作映画講座 其の七 (スタッフ 色々)

映画作りにはまだまだ色々なスタッフが必要なのだ

美術部は文字通りアート担当。デザイナーがセットデザインや装飾物のデザインをして、大道具さんがセットを組んで、小道具さんは装飾品や、芝居で使う小物を用意したり、実際に作ったりするんだね。

衣装はデザインをする場合もあるし、既製品を使う場合もあるけど、助監督と協力して、シーン別の管理も行うんだね。

メイクさんは、ま、分るよね

記録さんと言うポジションが、ビギナーには一番分りづらいポジションじゃないかと思うけど、実はかなり重要なポジション

映画の撮影は大抵の場合、効率を最優先に進んでいくから、時系列通りに撮り進んでいくことは極めて稀なんだね。

だから同じ現場で、衣装やら、小道具やらがどんどん変わっていくことは普通

すると時系列上は次のシーンが日をあけてまったく別の場所で撮影されたりするんだね。

そこで、もし出演者が違う衣装着てたり、髪型とか全然違ってたりしたら、変でしょう?

助監督が管理はしていても、衣装の着方が違ったりと言う事だってありうるわけだね。

衣装に限らず、つながりと言って、前のシーンと同じであるべきものを常に記録する。だから記録さん

同じシーン内でもカットが変わったときに、さっき右手使ってたのに、左使ったりということも実は良くあるんだね。ワンカット、ワンカットそんなミスの無いように記録をしてくれるんだ。

カットの時間とか、OKテイクとかも記録してくれるので、実にありがたい存在なんだね。

自主制作の場合は大抵、助監督がこの役目を負うんだけど、他にもやることたくさんあるから、見落とすことはしばしば

だから、現場のみんなでフォローしあっていかないとね

次回からはもう少し具体的な制作の話をしていくよ?

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